ヒルトン小田原リゾート&スパ

取材日　: 2017年5月
予約客室　: ヒルトンツイン
宿泊客室　: 和洋室
会員レベル: ダイヤモンド

英語名: Hilton Odawara Resort and Spa
中文名: 小田原希尔顿温泉度假酒店
住所: 〒250-0024 神奈川県小田原市根府川583-1
電話番号: 0465-29-1000
E-mail: TYOOD_Odawara@Hilton.com

[アクセス]

JR根府川駅よりホテルシャトルで5分、小田原駅より15分 ⇒ シャトル時刻表はこちら
西湘バイパス早川ICより車で約10分

[駐車場]

無料

[エグゼクティブラウンジ]

あり(2階、名称は「オーシャンラウンジ」)
スナック類とソフトドリンク(7:00～22:00)
子供同伴終日不可能

[ヒルトン・オナーズ上級会員向けサービス]

オーシャンラウンジへのアクセス(ダイヤモンド)
1階ロビーラウンジでのバータイム(17:00～20:00)(ダイヤモンド)
同室者全員の無料朝食(ダイヤモンド)

[朝食]

1階ブラッセリーフローラで、7:00～10:00
中学生以上: 3,173円++、小学生1,587円++、未就学児: 無料

[閑散期の参考レート]

18,641円++(ヒルトンルームのHonors Discountレート)
30,000ポイント(スタンダード特典)
上記のポイント価値は0.621円/ポイント

[お得に泊まる方法]

家族連れで4人で宿泊する場合、大人4人で利用できる部屋を予約するよりツインルームを2部屋取る方が安価
連休の直前直後の週末は比較的安価

[子供の宿泊]

小学生以上の子供は大人としてカウント

[その他の情報]

ホテル公式ホームページを参照

　
　雇用保険の運用先として建てられた労働者保養施設「スパウザ小田原」が払い下げられてヒルトンになりました。455億円も掛けて造られた壮大な建物は圧巻で、これをわずか8.5億円で売却した日本の無能行政が今日の日本の無残な凋落を招いたと言って間違いありません(笑)

　冗談はさておき、ヒルトン小田原を利用する人のほとんどは車を利用すると思います。東京方面からでしたら西湘バイパスで小田原市に入り、早川インターの方向に進んでそこで降りましょう。降りた後は最初の信号を左に曲がって国道135号線に入ってください。より近くにアクセスできる石橋インターもありますが、所要時間がほとんど違わない上、追加料金がかかるので、あまり利用価値はありません。真鶴道路との分岐では根府川駅方向に進み、細い道を500mほど行ってヒルトンの看板が見えたら、その先を右斜め方向に上りましょう。1kmほど上るとホテルが見えてきます。

(左)この看板が見えたら斜めに右折　(右)この先全てがヒルトンの敷地

　電車で来る場合は、小田原駅か根府川駅から無料シャトルが出ています。週末や多客期には根府川駅だけになります。根府川駅は、こじんまりとした風情のある無人駅です。

(左)根府川駅　(右)ホテルまでウォーキングトレイルを歩いて行くことも可能

(左)シャトル停留所　(右)車輌はマイクロバスだ

　ホテルの建物は日本の施設とは思えないほど巨大です。

広大なロビー

　和洋室は最もヒルトン小田原らしい客室で、ゴールド/ダイヤモンド会員のアップグレード先として第一選択的に使われます。

(左)洋室部分　(右)和室部分; 押入れに3人分の布団がある

(左)洋室のソファー; ベッドとしても使えそうなサイズ　(右)ベッドを寄せて一つにできる

(左)浴室と独立したトイレ　(中)洗面　(右)あまり使うことのない浴室

小田原特製の湘南ゴールドバームクーヘン

　客室は全室が海側を向いており、初島や伊豆大島を見渡すことができます。

窓からは静岡県の初島が見える

(左)2軒長屋造りのコテージ　(右)窓から見下ろすバーデ

　温浴施設バーデにはプールと温泉大浴場があります。客室からは各階1号室(6階なら601号室)近くにあるエレベータで3階まで行き、そこから専用通路を通って行くことができます。このルートで行く限り、客室の浴衣やスリッパで問題ありません。

(左)バーデに向かうのに便利なエレベータ　(右)3階に着くとすぐコインランドリーがある

(左)バーデに至る3階通路　(右)大浴場は3階、プールは1階にある

　大浴場には温泉と水風呂を備えた内湯に加えて、サウナと露天風呂があります。夏場は消毒用の塩素が多めに入りますが、寒い季節は温泉らしい香りを楽しむことができます。

(左)温泉大浴場入口　(右)有料の按摩サービスがある

パウダールーム

(左)内湯　(右)外湯; 内湯より塩素が多め

　オーシャンラウンジはダイヤモンド会員がアクセスできるほか、一人6,000円/泊を払えば利用することができます。子供を一切入れることができないうえ、ソフトドリンクとスナック類が用意されているだけのラウンジですが、アクセス資格のある客には1階ロビーラウンジのバータイムと1階レストランでの朝食が附帯します。